ボールリターンまたは、スコアラーについているボタンの1つ。
ピンを立て直すために使用する。
【第1投目で、ピンが10本立っていない場合】
リセットボタンを押し、ピンを10本立て直す。
ピンが立て直された後、機械が次の投球を“第1投”と認識しているかを確認する。
第1投と認識していれば、そのままゲームを続ける。
第2投と認識している場合は、再度リセットし、第1投として投げることができるようにする。
*ピンが10本立っているかいないかの確認は、選手の責任。
(①②③④⑤⑥がないと選手に不利になる)
*また、「第1投のピン位置がおかしい」と投球者が思えば、リセットできる。
(時間稼ぎや、集中のタイミング作りに、ピンのリセットを使うことができる。試合によっては、ピンが10本立っている状態での、リセットボタンの使用回数を制限している。)
【第2投であるべきピンの数が配置されていない場合】
機械が、あるべきピンを認識しているか確認する。
認識していれば、リセットボタンを押す。ピンがセットされる。
認識していなければ、トラブルボタンを押す。ボウラーの操作では対処できない。
■試合の場合、ボウラーは勝手にリセットボタンを押さず、審判を呼ぶこと。
【日常用語として】
「リセットボタンを押せ」は、“気持ちを切り換えよう”の意。
*気持ちのリセットは、“積極的逃避”に過ぎない。とはいうものの、ときには必要。
*しかし、気持ちのリセットボタンの押し過ぎは、別の問題を起こす。キッチリ向き合うことには、向き合っていく。
*試合の敗北、ゲームのミスについて、“リセットしよう”は負け犬の遠吠え。
2008.09.