ボウリングが上手くなる。強くなるための能力要件の一つ。
取捨選択の力の有無/鑑識眼が、ある意味決定的な要素となる。
耳に入る全てのアドバイスを聴くと破綻する。
ボウリングには、裏付けの薄い教えたがり屋さんが多い。(善意なので、気持ちには感謝したい。)
1.人の話はとりあえず聞く。
(これは、人としての基本姿勢。)
状況によっては、“フリ”でよい。
2.全部を自分に取り入れてはいけない。
<理由>
*古いまたは迷信
*教えようとする人が、受ける側に対して責任/継続性を持たない場合が多い。ヒドイ場合は思いつきや、自己満足。
*教えようとする側の(ボウリング/コーチング技術/運動メカニズムについての)知識がプアな場合が多い。
3.自分のものとして取り込むための3大要素
(1)他の要素との一貫性
(2)自分の中の納得性
(3)教える人の人間性
一つ欠けてもダメ。長続きしない。
4.見極めのための質問
一貫性があって、納得性があって、人間としても信頼できるかどうか?
縁の問題であり、見極めは難しい。
しかし、次の質問で大体判る。
「ボウリングの基本は何か?」
「何故、ボールに回転が必要か?」
「良いスコアとはどのようなものか?」
「ボウリングで勝っていくと何が得られるのか?」
「ボウリングとは何か?」
※改まって聞いてもダメ。自然に引き出すこと。自分から応えを取りにいく姿勢がないと、引き出せない。
※時によって、回答が違うことが多い。時によって違うことで、“一貫性がない”と【判断してはいけない。】一貫性とは、知識の部分部分で矛盾しないことをいう。
5.一度信頼したら、徹底して学び、取り込む。
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アドバイスの取捨選択2008.08.