肩の運動(動き)は次のように分解する。
使う筋肉によって、呼び方が異なる。
【1.肩の内転・外転】
厳密にいうと「内転」は、外転動作から戻す運動を指す。内転の終点は、肘が肩の真下にきた位置。
図の内転は、「肩甲帯の屈曲」と「肩の内旋」を複合している。

【2.肩の屈曲・伸展】
肩の位置・肩甲帯を固定し、腕を回す運動。
※肩の位置・肩甲帯の旋回が伴う場合は「上方回旋」「下方回旋」という。(水泳のクロールまたは背泳の動き)
※いわゆる「肩の柔らかさ」は肩甲骨周辺の筋肉の柔らかさを指す。(異論があるのは承知している)
この動きから考えれば、オープンバックは自然な形。(他の投擲競技と同様。)

【3.肩の水平内転・水平外転】

【4-1.肩の内旋・外旋】
肘を90°曲げて、肘を脇腹に付ける。
身体の正面に手を旋回させる、肩の動きが【内旋】。
身体の外側に手を旋回させる、肩の動きが【外旋】。

【4-2.肩の内旋・外旋】
下記も内旋運動と外旋運動。
人によって、肩甲帯の屈曲と伸展が伴う場合が多い。
(この動きに着目する場合、肘より先の動きは無視する。)

【5.肩甲帯の挙上・引き下げ・屈曲・伸展】

3D画像は『POSE MANIACS』さんのページのものを活用させていただきました。
http://www.posemaniacs.com/blog/(この場で御礼申し上げます。)
2008.07.03.