手の運動(動き)は3つ。
1.掌屈[しょうくつ]・背屈[はいくつ]/手首
2.内転[ないてん]・外転[がいてん]/手首
3.回内[かいない]・回外[かいがい]/手首・上腕
【掌屈・背屈】
掌の方に曲げるのが「掌屈」
背側に曲げるのが「背屈」

【内転・外転】
上腕部小指側にある尺骨の方に曲げるのが、内転(尺屈[しゃっくつ])
上腕部親指側にある橈骨)の方に曲げるのが、外転(橈屈[とうくつ])

【回内・回外】
身体から外に力を働きかけようとするとき、自然に動く動作が「回内」
図の状態から、掌を下に向ける動作。
身体にものを引き寄せようとするとき、自然に動く動作が「回外」
図の状態から、掌を上に向ける動作。
鉄棒の逆上がりが、“逆手”の方がやりやすいのも、この運動の流れの一種。
オーバーターンは「回内」動作が必要以上に大きくなってしまう運動。

手の3D画像:『POSE MANIACS』さんのページ
http://www.posemaniacs.com/blog/(この場で御礼申し上げます。)
2008.06.22.