『勝つためには、パワーでも、技でも、スピードでもない。
状況に対応した奴が勝つ。』
2008年北京五輪柔道代表、石井慧選手(21)の言葉
(2007年秋頃、海外での合宿~試合をしていた時期に語る。インタビュアーはNHK。)
#パワー*技*スピードは、当然、前提にしている。
自分のスタイル、今までセオリーと思っていたものにこだわると勝てないことを表現しているようである。
●勝つためには、通常「自分のスタイル」を生かす。
この軸からブレないこと。絶対の自信を持つこと。
●その上で、上には上がある(勝つために変える)ことを受け容れる。
創造をたくましく働かせ、新たなものを取り入れていくということだろう。
2008.05.
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(2008.08.25.追記)
石井選手は北京オリンピック柔道100kg超級で金メダリストとなった。
#従来、日本が旨とする“一本勝ち”の柔道から、
石井選手流(ポイントを稼いでいく:世界標準)の「勝つための柔道」への転換になるエポックかもしれない。