バックスイングを高くすると球速が上がるという迷信?について
【バックスイングを10cm高くすると】
位置エネルギーは、
10ポンドのボールで4.4Jアップする。
15ポンドのボールで6.7Jアップする。
【ボールの速度を1km/h上げるためには】
運動エネルギーは、
<10ポンドのボール>
20km/h→21km/hにするために、 7.2J必要
30km/h→31km/hにするために、10.7J必要
<15ポンドのボール>
20km/h→21km/hにするために、10.8J必要
30km/h→31km/hにするために、16.0J必要
上記の数字の解釈によって、選択肢は変る。
バックスイングを高くすれば、球速は「ちょっと」上がるのは確か。
しかし、10cm(約ボール半個分)高くした程度の位置エネルギーでは、1km/hも変わらない。球速を上げたい(下げたい)のなら別の方法が良い。
→
位置エネルギー(バックスイングトップでの)→
運動エネルギー(ピンヒット時の)(山本幸治プロの、スピードアジャスティングの解説は「間違い」と言わないまでも、プロの解説にしては説得力がない。何故、位置エネルギーうんぬんと言うのだろうか?山本プロのブログタイトル『●大卒プロボウラー 山本幸治の~~』は実に寂しい。
#ボウリングって学歴が関係あるんでしたっけ?
#ボウリングにおけるこの大学の位置エネルギーはいかほど?
#山本幸治プロのこのスタンスに違和感を感じるのは、筆者だけ?
筆者の友人・取引先・パートナーにも同大学を卒業した方がいるが、彼のように大学をひけらかしながら仕事をしている人はいない。)
2008.01.