何故かミュージシャンI氏とお話。(初対面)
仲介役のN新聞S氏が遅刻。
私「Sさん遅れているみたいですね。」
I氏(いらつく風もなく、ナチュラルに)「そうみたいですね。」「で、どう感じます?」
私「正直に申し上げ、私は緊張しています。」
I氏「アハ、そうですね。・・・S君の遅刻はどう思います?」
私「勘弁してほしいですし、仕事、ちゃんとやっているのか不安になります。」
I氏「友人としては?」
私「友人としては、・・・論理的でない、リスク管理ができていないと思います。忙しいのは判りますが、優先順序の筋を間違えるから遅刻してしまう。彼についてはそう思っています。・・・Iさんはいかがですか?」
I氏「“考え方がヘボ”だと思います。
ギターも同じなんです。全部考え方。考え方がヘボだと、練習の仕方がヘボ。ヘボな練習ばかりしてるから上手くなる訳がない。挙げ句の果てに師匠の選び方がヘボ。考え方がヘボだと、ヘボな選択しかしない。人は運が悪いと言うがそうではない。
考え方一つ変わるとイイ循環に入る。
S君はとてもイイ奴なんで、一皮剥けてほしいと願っています。
彼はそこそこできる奴で、ヘボではない。ただ、まだどこかがヘボ。
でも憎めない。魅力がある若者。………」
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痛烈。『考え方がヘボだと、全てヘボ。』
2008.01.