バックスイング時に、胸がアウトサイドに向くこと。
右投げであれば、腰(骨盤)のラインに対して、肩(左右の肩甲骨)のラインが、右回りの方向に捻られる。
=右肩が後方に残る。(左肩が前にでる)
物を投げる動作で生じる、自然な動き。
(肩を開かないのは、“足が固定されている”または“スピードとパワーが要求されない”場合のみ。)
腰のラインと肩のラインの捻りは、大きな力を生む。
大きな力をスイングに伝えるためのポイントは、捻りに「ムリ」「力み」が無いこと。
自分の可動範囲に合わせて動作すればよい。力みが入ると、パワーとコントロールを失う。特に肩から先の筋肉の緊張は避けたい。
また、肩を大きく開くことを、オープンバックという。
昔、腰のラインと肩のラインを‘平行に保つ方が良い’という意見があったそうである。
本当に‘平行’が良ければ、ボウリングウェアの背部には、リスタイのような板が入っている筈。
【※厳密には「肩を開く」と「肩を引く」は異なるが、本項では分けていない。】
2007.12.