“自分のことを棚に上げる”はいけないことか?
了見の狭さの象徴する言葉に過ぎない。
チームメンバーに真に必要なアドバイスをする時は「自分のことは棚に上げる」こと。これは絶対。
自分が“できていない”とか、“やっていない”は、全く関係がない。
そう思った瞬間にチームの成長は止まる。崩壊が始まったと同じ。
自分を越える人間もいなくなる。
コーチの機能も役割も停止する。
心あるメンバーは、‘やっていない人に、言われたくない。’と考える筈がない。
論理的に考えれば判ること。
……できていることだけ、やってどうなるのか?
……風通しが悪過ぎないか?
……やるべきか、修正すべきか、正しいか、成長に繋がるか、合っているか、単純に考えればよい。
「棚に上げる」潔さをもった上で、「自ら範を示す」姿勢を持てば尚良い。
2007.10.