【低慣性】
軸移動が早く、曲がりが早くなる。
(停止している状態→回転しやすい)
(回転している状態→回転が止りやすい)
【高慣性】
軸移動が遅く、曲がりが遅くなる。
(停止している状態→回転しにくい)
(回転している状態→回転が止りにくい)
■ボウリングのボールの「低慣性」・「高慣性」は、『回転半径』(RG)で表記されている。
数値は下記の通り。
低慣性-1:2.430~2.465
低慣性-2:2.466~2.500
低慣性-3:2.501~2.535
中慣性-4:2.536~2.570
中慣性-5:2.571~2.605
中慣性-6:2.606~2.640
高慣性-7:2.641~2.675
高慣性-8:2.676~2.710
高慣性-9:2.711~2.745
高慣性-10:2.746~2.800
(2.430~2.800はルール上の規定/USBC)
■「低慣性」・「高慣性」は、『入射角』に影響を与える。
【低慣性】:曲がりが早く出る→入射角は小さくなる。
【高慣性】:曲がりが遅く出る→入射角は大きくなる。
※実際はレーンの状況(ブレイクポインント等の位置)でだいぶ変わる。
■実際の曲がりは、カバーストックと、ドリルレイアウトとの兼ね合いで決まる。
ボールの選択は、オイルの状況と、自分の球質・スピードで決める。
2007.09.