ボウリング史上、最悪最大超ド級の愚策。日本発。
ジュニアの試合において、第1投を指定のボールで投球することを強制。
【害の面】
・ジュニアたちが、自分の日頃使っているボールと特性が違うため、投球に迷いを生じさせている。酷い場合は手首をコネくる状態を引き起こす。
・家庭に新たな負担(ボール代・ドリル代)を強いている。
・貴重な練習時間をドブに捨てさせている。(ヘボな練習は、倍の時間かけても取り返しがつかない。)
・ボールアジャストも一つの技術。学習や成長するチャンスを摘んでいる。
・選手育成に繋がらない。
【罪の面からの考察】
・ルールブックに無いことの強制。
・傲慢・無理解・人を犠牲にしても平気になっていることの象徴。
・発案者・決定者・追認者・撤廃できる立場で撤廃しない輩の腐敗。
実際にこのような発想がでて、実際に強制するところまでくるのは、決定機関が異常者集団なのか質の悪い利権団体としか、筆者には理解できない。
なお、“スクールエース”とはボールの名前。第1号の強制ボール。現在は別のメーカーから、別の強制ボールも売られている。
(希望者だけに頒布するやり方であれば、評価できる施策であったかも知れない。)
2006.09.21.