ホスピタリティ
「おもてなしの心」と訳される。
筆者が社会人1年生だった時(1990年代)、日比谷にあるホテルの人事の方から伺った話。
「ホテルの語源は何か、ご存じですか?ホスピターレという言葉です。」
「病院の“ホスピタル”の語源も、同じホスピターレ。」
「ホスピターレは町という意味です。」
「町の中で人は暮らし、町には何でも揃っている。居たいときに居て、出たいときに出て、戻ってきたいときに戻ってくることができます。」
「そう感じてもらえるところがホテル。その精神がホスピタリティです。」
ホスピタリティという言葉がまだそれほど定着していない時代でした。
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「町」ならば、町としての在り方がある、同時に「住人」には住人として問われるものがある。
2013.06.