ボールに、3つの穴を開けるだけのことだが、奥が深い。
(ボウラーによって、2つの場合や4つの場合がある。)
手へのフィッティングだけでも、一筋縄にいかない。
適切なスパン・適切なピッチは、掌の大きさやツクリだけでなく、投げ方や関節の柔らかさ等々から割り出す。フィッティングは基本的に、9つの数字を組合せで構成される。(2つのスパン・ブリッジ・3つのホールそれぞれのバーティカルピッチとラテラルピッチ)
加えて、攻略したいレーンコンディション+イメージするライン+ボール特性+投げ方を掛け合わせて、レイアウトを決める。(アクシスポイント・ピン位置・CGを考慮する。)
また、選手の変化、成長に合わせ、ドリルを変えていく。
様々な変更にトライし、楽しむことができる。
(たとえ、1/16インチであっても、フィーリングは変わる。人間の手の不思議さを感じる。
投球に影響するので、変更の時期や頻度は慎重に考える。自分が焦点を当てている試合の4か月以内は、変更を慎む。)

2007.02.