「フォームの中心線はどこか?」
古くて、新しい議論の一つ。
どちらを選択するかで、技術面の世界観が変わる。
大きく2つに分かれる。
■1.ボール(スイング)のラインを中心に置く派。
バックスイングトップ~リリースポイント~ボールの着地位置を1直線にすることを理想とする。
■2.デリバリー時(特に助走時)の身体の重心位置を優先する派。
重心の移動ラインを優先する考え方も、「重心位置」に関する考えには、諸説ある。
(右投げの場合)
①正中矢状面よりも右側に、中心線をイメージする考え方
②正中矢状面に、中心線をイメージする考え方
③正中矢状面よりも左側に、中心線をイメージする考え方
④右足の運びと、左足の運びの、2軸をイメージする考え方
体幹・身体の回転軸・(助走の)走法・骨盤の位置関係に対する考え方によって変わる。
■習熟の度合いが高まると、上記1.と2.は一致してくる。
(他のスポーツでも同じような議論があるが、最終的に1.と2.は一致することが多い。)
しかし、一致をみても、どちらを優先するかは考え方として違いがでてくる。
流れとしては、2.体の重心を優先した考え方の方が優勢と思われる。
2013.01.
#筆者は2の③。経年のトレーニングの関連もあり、変更のしようがありません。
※このブログも、筆者(右投げ)がストローカーであるのと同じくらい、重心の移動ラインを左に据えていることに、引っ張られている内容があります。差し引いてお読みください。