練習中の中断は恐ろしい。
集中は基本的にジリジリと上がってくるもの。ポンと上がるものではない。
何らかの理由で集中が阻害されれば、それまで高めた集中までの過程は水泡と帰す。
さらに0から(状況によってはマイナスから)集中を高めなければならないことになる。
練習中に何気なく、携帯電話にでたり、メールをチェックする姿を見受ける。
【心に留めておくこと】
*1度の中断でその日に得られたであろう効果はもう期待できない。
*1度の中断で練習の効果は、半減する。
*練習時間の後半に中断されれば、その瞬間にその日の練習は終わったと思ってよい。
*さらに仲間と練習している場合、仲間の集中も妨げる。迷惑/邪魔/不快、一緒にいる意味さえない。
(練習中の通話やメールは、その相手との人間関係が、できていないか、壊れる予兆でもある。)
■練習の集中は「睡眠」をイメージすると、判り易い。
限られた時間に、1回起こされたら?2回起こされたら?3回起こされたら?(1回でも充分な妨げになるだろう。)
■勉強や読書、何かの作成途中での中断も同様。
■度重なるメールや電話は、現在の集中だけではなく、自分と相手の将来を食潰す。(相手を尊重する気持ちがある人間の所業ではない。相手を尊重する気持ちがあれば、何度もメールや電話をしないはず。)

2007.02.