「視座」「視点」「視野」の違いを“ボウリング”で考えてみると・・・
■視座≒立場
立場を変えて考えてみる。大事にしたいことが判る。立場を想像できれば、相互理解が進む。
【“ボウリング”での視座・立場の例】
・ボウリングの指導者
・プロ
・マイボウラー
・レジャーボウラー
・リーグのセクレタリー
・ボウリング大会の幹事
・その友人
・その家族
・ボウリング場の近隣の人
・ボウリング場の近くの学校の人
・ボウリング場の経営者
・ボウリングの従業員
・従業員(アルバイト)
・ボウリングの設備関連の人
・ボウリングのサプライ用品に関係する人
・スポンサー
・主管官庁
・自治体
・業界団体
(ボウリングをする-しない/同じアマチュアでも…目指しているもの・競技の経験・アベレージによって異なる/ボウリング場の中でも立場で変わってくる。)
ボウリング一つとっても、個人の経験・価値観・立場で、見方、捉え方が変わる。
■視点≒着眼点
着眼点が変われば、理解と見方が変わる。判断も変わる。
【“ボウリング”での視点の例。何に着眼するかで、見方・考え方が変わる。】
・競技のメリット
・競技のデメリット
・ゲーム代
・会員サービス
・無料券
・リピーター
・ボウリング場の要員配置
・ボウリング場の営業時間
・レーンの回転率
・レーンのメンテナンス
・ルール
・設備の償却
・ボウリング場の駐車場
・チームの運営
・仲間との関係
・ボウリングに掛けることができる費用
・練習
・投球練習
・メンタルトレーニング
・フィジカルトレーニング
・レーンリーディング
・物理
・ボール特性
・ボウリングの歴史
・文化
・教育
・社会性
(※視座と視点を掛け合わせると“ボウリング”は実に複雑なものになる。ある立場で考えると大変重要なことも、別の立場では全く意味がないものになる。)
■視野≒範囲
考える範囲・視野が変わると、取り組み方、対応が変わる。準備が変わる。
(線引きの難しさがある。)
・レベル
PBAのツアーで勝つ/国体に出る/300を出す/200アベレージ/100を何とか出す。
どこまで考える?
どこから考える?
・体力
日常生活程度?
ボウリングに必要なだけ?
どの競技にも負けないくらい?
・地域
どの範囲まで考える?
広くする?
絞る?
・関係者・利害関係者
どこまで広げて考える?
どこまで絞る?
誰が関係者?
関係無い人は誰?
・時間
未来はどれくらい先まで考える?
どこまでに限定する?
過去を考えるならどの範囲?
(広く・長期に考えた方が良い場合がある。しかし、散漫で不確実性が高まる。/絞った方が考えや議論はまとまる。)
2012.11.