何かに引っ張られて、次の段階に進めない場合がある。
“切り換えて!”“次に行こう!”“集中、集中。”“ドンマイ”だけでは前に進めない。
選手にとって
“切り換え”は「現状と過去の否定」になる。
言葉が表面的で、結果だけの評価になっている場合、選手の意図が踏みにじられる。
思考が切られるだけ。
(切羽詰った選手には、)今の延長のままで良いというメッセージが必要。
「ここまでできれば、次は○○ができる。」
「○○は十分できているから、持ち場に着こう。」
どのような取り組みにも、肯定できる理由がある。
肯定できることを土台にして、
「次に繋げていくこと」「活路は既に拓けていること」を知らせればよい。2011.09.