レーンのオイルが、ボールによって少しづつ引き剥がされていくこと。
ボールがレーンの上を動けば、避けることができない。
オイルの厚さと粘性によって、削られ方は変わる。
一つの理想は、オイルの壁に沿って投球し、壁を生かしたまま、インゲン豆の筋をとるように、オイルの端から徐々に引き剥がしていく。
理想が完成すれば、1枚程度のインスパットO.K.・アウトスパットO.K.なライン取りができる。
ボールの動きやピンの倒れ方を観ながら、立ち位置と照準点を、少しづつずらしていくことがコツ。
オイルの剥がし方が、ボウラーのコントロール下にあれば“削る”といい、
ボウラーが意図をもたない場合、またはボウラーの予測に反したオイルのそがれ方ををしている場合、“削られる”という。
2011.06.