初級から、中級ボウラーにステップアップする時に獲得する技の一つ。
平行移動が自分の技の小箱に入ったことはグッドニュース。
オイルを意識したボウリングに移行し、レーンアジャストの世界に踏み入れた証し。
■手始めに、板目に沿って真っ直ぐ投げ、ストライクになるコースを探る時に、平行移動を使う。
■1枚 内ミスしてもストライクになるコースをとり続けるための作戦を、選択肢に入れる。
1.(自分の球質で)オイルの壁に沿った、ストライクのアングルを見つけたとする。
2.最初バッチリ合っていたコースも、何球か同じコースで投げると、次第に厚く当りはじめる。
(※キャリーダウンが起きれば薄く当るようになる。……これは別の問題)
3.厚く当りはじめた対策として、立ち位置をインサイドに移動して調整する。
(右投げ/スパットボウリングをしているなら)立ち位置を左に0.5枚移動する。
4.立ち位置で調整しても、また厚く当りはじめる。
次に立ち位置を左に0.5枚、スパットを左に1枚移動して調整する。
上記3.&4.で、立ち位置もスパットも1枚づつ、【平行に移動】したことになる。
(3.と4.を同時に行うこともある。1枚以上の平行移動をする場合もある。)
1枚左に平行移動したのなら、
ピンヒットも1枚左になると思いきや、
あ〜ら、不思議、ボールはポケットに吸い込まれていく。オイルのなせる現象。
平行移動は、他の目的・状況に対しても応用が利く。

2007.01.