■人から技術を教わる、または真似る。
■自分の姿勢・リズムをつくる、定着させる、維持する。
「外的姿勢」と「内的感覚」は上記のキーワード。
「外的姿勢」は“見た目”。
他者や自己の姿勢・フォームを、ビデオ・写真を用いて、吸収していく。あるいはチェックする。
観察力と洞察力がものをいう。
外的姿勢を理解するためには、意図・メカニズムについて掘り下げることが重要。
しかし、形を理解しても、実現と定着には「内的感覚」を掴むことが必要。
“どのような感覚(イメージ)で実行しているのか?”言語化できるまで突っ込んでいかないと、単なる真似は徒労に帰す。
内的感覚が無いまま、形だけの模倣は場合によって、害になることもある。
内的感覚を掴めば、再現性が高まる。
「外的姿勢」が氷山の頭の部分とするならば、
「内的感覚」が水面下を占める大部分。
投擲競技・標的競技の難しさは、内的感覚が占める割合の大きさにあるといわれている。

2007.01.