日常的指導でコメントをするときの切り口
1.今日のパフォーマンスが、今日の目的*現在の課題に対して“どうなのか”を選手に聴く。
(課題以外の視点からの指導は、行き当たりばったりに陥る。)
2.「今・ここで」(Here & Now)起きたことをコメントする。
“後で”はほとんど忘れている。
“多く”を話すこともできない。
「今ここで」を意識するとコメントの質が高まる。
3.「結果」と「プロセス」を結びつけたコメントをする。
4.「良い所」と「課題」の、両方を指摘する。
5.意識と行動を分けてコメントをする。
(行動面のことを、“意識”にすり替えたり、
意識面のことを、小手先の“技術”に置き換えたり、
意識面を、さらに抽象的な言葉で誤魔化さない。)
また、意識は見えないので、行動面からのコメントの方が理解を得られやすい。
6.「次の課題」と「課題の評価軸」を入れる。(目標を示す)
【できるだけ質問を組み合わせる。】
【指導者側の話は、あまり意味を持たない。(話しは極力短くする)】
2011.01.