指導者は、ある程度育った選手に対して解決策を提示しない。
選手が自ら考えるように導く。
考える力に重点を置く。
選手が考えた解決策に、(少しでも)可能性がある場合、次のように対応する。
1.状況を整理する
2.挑戦してもらう
指導者の解決策を、押しつける・誘導するのは愚の骨頂。
選手の思考力の成長を阻害する。
言葉の上だけ、コーチング技法を使用する指導者は不要。意識・無意識にかかわらず、非言語で指導者自身の方向に誘導するようであれば、指導者は迷惑な存在。選手は指導者の気持ちを敏感に読み取り、指導者の思う解決策に乗っていく。指導者が無自覚に自分の気持ち・感情を表出しているのであれば、指導者は害毒でしかない。
(但し、指導者としての方向を持っていなければダメ。)
解決策を示すのは、生き方にかかわることや、本人が本当に解決策を見いだせない場合くらい。
2010.11.