身体のバランス・動きで、最も重要な重心。
観かた*考え方を変えれば、投球方法も変わる。
(以下、長い引用)
すみ光保(すみみつやす)のボウリングエッセイ より
「われわれは PBAに勝てないのか?」 2009.06.
(前略)
従来の日本の理論では、スイングを重視し、極端に言えば、スイングを投球ラインに合わせ、身体の軸をズラし?よけながら、身体の中心に近づけてスイングし、そのスイングの終点、リリースポイントへインステップしながら重心を近づける…と言われていましたが、PBAは身体の重心を固定し、身体の外側でスイングし、その重心をブラさない位置にスライドし、スライドした軸足にスイングを近づけてからターゲットに投球している。
ゆえに日本の理論はコントロール重視と感じていましたし、文章にしてみると、日本の理論の方がコントロール性が上がるのは明白、いや…チョット待てよ…本当にそうなのか?動的物理学的に見ても、そうなのだろうか… と、疑問がわき、物理の先生に聞いてみました。 もしかして、PBAの方が再現性、コントロール性に優れているって事は無いですか?と。
答えは…あんた、いい事に気付いたねえ、今まであたり前だと思っていたけれど、こうやって物理的に検証しようとすると、回転モーメントの単純化論として、PBAスタイルの方がコントロール性や再現性が高いと実験でも証明出来るよ。…と言うものでした。
(後略)
2010.07.