デリバリーのイメージを伝えるときは「実現可能な」表現を使う。
※自分の中だけに閉じているならば、どのような表現をしても構わない。
スポーツは、イメージが身体の動きと密接にかかわる。
(一例)
「フォワードスイングは、右投げの人であれば、右眼の下を通す。」……イメージしやすく、よく判る。しかも、実現しやすい。
(最悪の例)
山本幸治氏の表現。
(今だに売られている書籍での表現。/※転載は避ける。書籍名は伏せる。)
「フォワードスイングは、身体の中心からボールを出すイメージで……」
股を通してボールを投げる気なのか?もちろん、いくら彼でも「実際ではない」「イメージ」と言葉を添えている。
しかし、実現不可能な表現を写真付きで紹介する神経の持ち主。害にしかならない。
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実現可能なもの(可能性≠0、可能性>0)が「イメージ」。
実現不可能なもの(可能性=0)は「妄想」。
イメージは可能性を拓いていく。
妄想からは何も生まない。妄想はメンタルトレーニング上、害。
2010.05.