ドリルの決めごとの1つ。
フィンガーの場合、下記の掘り方のラテラルピッチ(横方向の角度)が「平行0」。
「平行0」が基準だと、使用者側として現実的で判りやすい。

上の図は、次の条件で作成
ブリッジ:3/16in
デプス:1.5in
ラテラルピッチ:0
※ブリッジとデプスは筆者のもの
※フィンガーグリップ装着前
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対比される決めごとは「中心0」
上記のフィンガーのラテラルピッチを、中心0で表記すると、次のようになる。
ミドルフィンガーのラテラル:(レフトに)9/16←
リングフィンガーのラテラル:(ライトに)→9/16
フィンガーの中心0での表記は、次のデメリットがある。
・実際は平行に掘られる穴が、“ミドルがレフトに向き、リングがライトに向いている”……指が広がるように勘違いする危険がある。
・ブリッジが短い場合、ホールとホールが貫通する危険が読めない。
(デプスが深い場合、計算は必須。)
・ブリッジの幅によって角度のイメージが変わる。
(ホールを中心0で掘れば別。フィンガーの中心0は、貫通するか、ブリッジが広い。)
2010.03.