毎日.jp より転載・抜粋 http://mainichi.jp/index.html
発信箱:いくらあれば=落合博(運動部)
(前略)
バンクーバー五輪が終わり、国がスポーツに投じる金額の多寡が話題になっている。日本オリンピック委員会(JOC)によると、08年北京五輪に向けた諸外国の年間強化費はドイツ274億円、米国165億円、英国と中国が120億円。JOCへの国からの補助金は今年度27億1000万円で、昨年末の事業仕分けでは削減対象になった。
国家予算に占めるスポーツ予算の割合は一体どれくらいなのか。文部科学省のスポーツ関連予算は今年度、225億円。元Jリーガーの友近聡朗参院議員の説明が面白く、分かりやすい。国の一般会計予算88兆円を、生活感覚として実感してもらうために月給88万円の家庭に置き換えると、スポーツに費やされるのは200円ちょっとで、スポーツ飲料分くらい。
(中略)
私たちはどれくらいの税金を負担する覚悟があるのか。
2010.03.13.