スピードアジャスティングの目的を、フッキングゾーンでの曲がり幅の調整とするならば、次の微妙な計算も必要になることもある。
【フッキングゾーンでの動き】
(※時間あたりの回転数が同じであることが条件)
■スピードを上げる
→曲がり幅は小さくなる。
■スピードを抑える
→曲がり幅は大きくなる。
【ファーストインパクト後の食い込み】
(ポケットへの入射角が同じ/時間あたりの回転数が同じ場合)
■スピードを上げる
→食い込みは大きくなる。
■スピードを抑える
→食い込みは小さくなる。
【上級者の一つの傾向/スピードを上げると回転数も上がる場合】
■スピードを上げる
→入射角を小さくしようと意図するが、
意図よりも入射角は小さくならず、
ファーストインパクト後の食い込みは大きくなる。
結果9番残りとなる。
回転軸の変更も加味して調整する。
※上級者はレーンを観ながら、上記の差し引きについて経験で、自然に吸収している場合が多い模様。
2009.07.