レーンの左右の傾き・凸凹のこと。
アプローチに立って、レーンが上り坂または下り坂になっているかではない。
規定をクリアしているレーンであれば、レーンの傾斜と凹凸の度合いは、レーンの幅1,050mmに対して、40/1000インチ(約1.0mm)以内。
※傾斜:右端~左端の高低差
ピンデッキの水平度合いは、縦方向1,067mmに対して、3/16インチ(約4.7mm)以内。
アプローチの水平度合いは、1/4インチ(約6.3mm)以内。
また、ウッドのレーンでは、たわみ、ゆがみ、湿気、ボールの衝撃との闘いながら、水平度を保っている。
建物の沈下の問題や、ピンセッターの重量も課題。
結局、“戦費”が高くつくので、ウッドからシンセティックレーンに変わっきている。
レーンの水平度(傾斜/凸凹)は、事業主・施工技術者・ボウラーの、行動と技術と資金によって保たれている。
普段、レーンの傾斜や凸凹を意識しないこと自体、関係者の力を集積したもの。
→(関連事項)リサフェイス
2009.07.