「ボールを掌から溢す」こと。
(「ボールを掌の中で転がす」ともいう。)
回転力を上げるためのリストワークの一つ。
リリース時に、ボールを掌から転がすような感覚を表している。
“転がす”方向は2つ。
(1)指先に転がす
(2)小指側に転がす
それぞれ、意味合いと練習方法が違う。(意味合いについては、自分で試して、ボールの回転を観察するしかない。)
修得は感覚によるところが強い。すぐに身につけることができるか、時間がかかるか、個人差が大きい。
(小指側に溢すことは、小指を薬指につければ自然にできるようになる場合も多い。)
マスターすれば、回転数だけではなく、回転軸や、押し出していく力も変わる。
練習にはバスケットボールやバレーボールを使う方法もあれば、ハウスボールを使う方法もある。
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自分の中に取り込むか否かは、“個性”の内(指向性の問題)。
2009.05.