状況・事実を判りやすく伝える時のキーワード。
ものごとを上手く聴き出すときに役立つ。
フレームワーク(枠組み)のひとつ。
説明は、口頭でも文書でも、下記を折り込む。
WHEN(いつ)
WHERE(どこで)
WHO(誰が)
WHAT(何を)
WHY(なぜ)
HOW(どのように)
HOW MANY(いくつ)
HOW MUCH(いくらで)
上記の頭文字をとって「5W3H」という。
5つのWと3つのHが入ると、正確に伝わりやすい。
----------
【例文】
『2016年8月10日(オリンピック、大会第12日目)、東京の国立体育館で開催された、ボウリング競技・決勝戦において、まじぽらん選手(日本)が、金メダルを獲得した。同選手は決勝戦において、最高得点の300を連発し、世界の強豪を圧倒した。』
(……以下略/5W3Hをできる限り網羅していくと、たとえ100文字程度でも端的にまとめることができる。)
パッと、5W3Hが思い浮かばなければ、次を思い浮かべる。
『むか~し、昔。ある所に、おじいさんとおばあさんがおりました。おじいさんは山に芝刈りに、おばあさんは……』
自然に5W3Hが補うことができる。(不完全な部分は自分で補う。完全なマニュアル・ハウトゥーは在るわけが無い。またマニュアルを求めるような発想に陥ってはいけない。)
----------
質問を5W3Hに沿って行うと、誤解とモレが少なくなる。
2009.05.