日本での最初のボウリング場ができたのは、1861年6月22日。
オランダ人によって、長崎に作られたとされている。
(当時の英字新聞が根拠になっている。)
この日を記念して、6月22日を「
ボウリングの日」と定めた。
アメリカの「
ボウリンググリーン」が建設された1733年から、128年経っている。
≪その前後と時代背景≫
1853年:ペリー来航
1860年:桜田門外の変
1861年:長崎にボウリング場ができた。(居留者用/上記の内容)
1864年:横浜にボウリング場ができた。(居留者用)
同 年:池田屋事件
1867年:大政奉還
1869年(明治 2年):神戸にボウリング場ができた。(居留者用)
1871年(明治 4年):廃藩置県
1894年(明治27年):日清戦争
1897年(明治30年):京都青年会館にレーンが設置された。
1904年(明治37年):日露戦争
1923年(大正12年):関東大震災
1929年(昭和 4年):世界恐慌
1931年(昭和 6年):浅草松屋デパートにボウリング場ができた。
1936年(昭和11年):2.26事件
1937年(昭和12年):盧溝橋事件
1945年(昭和20年):第2次世界大戦終結
日本各地の米軍キャンプ内にボウリングレーンが設置
1951年(昭和26年):サンフランシスコ講和条約締結
1952年(昭和27年):「東京ボーリングセンター」が会員制で開業
レーン数:20
建屋は、米軍の航空機の格納庫を移設したものだった。
ピンは、手でセットしていた。
実質はこの年が、日本のボウリングのスタートといえる。
1ゲームの料金の設定は、120円。(当時の貨幣価値から考えると、現在では考えられないほど高い設定。)
1953年(昭和28年):「東京ボーリングセンター」1年で実質的に経営が破綻か?
東京ボーリングセンター跡地は、日本の「近代ボウリング発祥の地」とされている。
2009.05.