入射角を大きくするために、アウトサイドに移動する?
スパットで10枚移動した場合(オイルが均一で、投げ方が一定)の入射角は、
1.1°大きくなる。

導出の式
θ=atan{(スパット~1番ピンスポットの距離)/(スパット位置 板10枚分の長さ)}
=atan(13.72m/0.27m)
=1.13°
※厳密に計算するなら、ピンスポットではなく、ポケット位置でのボールの中心点である。
13.72mから0.07~0.08m引かなければならないが、ここでは省略した。
スパット:10枚移動
(スパット10枚移動すれば、立ち位置は3:5理論から……)
立ち位置:16.5枚移動
ファーストインパクトの位置は変わらず、
入射角は1.1°大きくなる。
セカンドインパクトの位置は、(右投げの場合)おおよそ5.2mm左に変化する。この角度を大きいとみるか、小さいとみるかは、見解による。
∴アウトサイドへの移動は、角度を稼ぐためではない。
フッキングポイントを利用して(見つけて)大きく角度をつけるため。2009.03.