回転半径差
⊿[デルタ]は「差分」の意。数学等で使われる。ギリシア文字の一つ。
ディフェレンシャルRGともいう。
そのボールの最大RG値と最小RG値の差。
フレアポテンシャルを表す。
USBCの規定では、⊿RG値の最大を0.060インチとしている。
⊿RG値が大きいほど、フレアを早く起こすことができ、またフレア幅を大きくすることができる。
=⊿RGを最大に活かすドリルをすれば、早くフックさせることができ、大きく曲げることができる。
目安となる理論値:⊿RG値0.01インチにつき、フレア幅は1インチ相当。
⊿RG値が大きいボールでも、ドリルレイアウトを調整することによって、フレアのタイミングを遅らせ、フレア幅も小さくする抑えることができる。(=フックのタイミングを遅くし、フックを小さくすることができる。)
∴⊿RG値は文字どおりポテンシャルであり、ドリルによって、どれくらいのポテンシャルを引き出すことができるか変わる。
※実際のフックは、投げ方やオイルリーディング、カバーストックの影響の方が大きい。
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カタログの数値の見方(RG・RG差・フレアポテンシャル)2008.12.
※本項目での“フックのタイミングを遅くする”は、正確に表現すると“ボウラーに遅く感じさせる”“曲がりはじめが緩か”の意。
ボウラーは人であり、機械ではないので、“早い”“遅い”の表記は「感じ方」「イメージ」として間違ではないという見解です。