ボウリングのボールの硬度はデュロメータ・Dタイプで測定する。
ルールの規定値は、何故か競技者団体によって異なるが、72または73以上硬いもの。
ボールは柔らかい方が有利ということの裏返し。
硬度の測定には「モース硬度」「ビッカーズ硬度」「ロックウェル法」等々があるが、ボウリングのボールの硬度(硬さ)の測定はデュロメータが採用されている。
デュロメータは、先端にある針を加圧して、対象物が反発してしてくる力を測定する。
加圧した力と反発してくる力が吊り合った所が、測定値。
(大雑把に言えば、加圧して凹みの度合いが少なければ硬い。)
測定値は単位ではなく、数値。JIS規格・ISO規格に準拠している。
(針の形状・測定時の温度にも規格がある。また測定の仕方、測定に要する時間も定められている。)
デュロメーターは、測定する対象物の硬さにより、Eタイプ、Aタイプ、Dタイプ他がある。
Dタイプが一番硬いものを測定する。
価格は概ね30,000~90,000円程度。(2008年11月現在)
デジタル式のものは価格が高い。
2008.11.