大雑把にいえば、
【比較すると】
低慣性:ボールの中心部が重い。
高慣性:ボールの周辺部が重い。
【止まっている状態→回転させる】
低慣性:エネルギーが少ない。
高慣性:エネルギーが多くかかる。
【回転している状態】
低慣性:止まり易い。
高慣性:止まり難い。
【他の競技のボール】
低慣性:野球/ゴルフ/鉄砲の弾/中が詰まっている。
高慣性:サッカー/バレー/バスケット/テニス/ラグビー/卓球/中が空洞。
ちなみにボウリングは低慣性ボール。
2008.12.
【低慣性】
軸移動が早く、曲がりが早くなる。
(停止している状態→回転しやすい)
(回転している状態→回転が止りやすい)
【高慣性】
軸移動が遅く、曲がりが遅くなる。
(停止している状態→回転しにくい)
(回転している状態→回転が止りにくい)
■ボウリングのボールの「低慣性」・「高慣性」は、『回転半径』(RG)で表記されている。
数値は下記の通り。
低慣性-1:2.430~2.465
低慣性-2:2.466~2.500
低慣性-3:2.501~2.535
中慣性-4:2.536~2.570
中慣性-5:2.571~2.605
中慣性-6:2.606~2.640
高慣性-7:2.641~2.675
高慣性-8:2.676~2.710
高慣性-9:2.711~2.745
高慣性-10:2.746~2.800
(2.430~2.800はルール上の規定/USBC)
■「低慣性」・「高慣性」は、『入射角』に影響を与える。
【低慣性】:曲がりが早く出る→入射角は小さくなる。
【高慣性】:曲がりが遅く出る→入射角は大きくなる。
※実際はレーンの状況(ブレイクポインント等の位置)でだいぶ変わる。
■実際の曲がりは、カバーストックと、ドリルレイアウトとの兼ね合いで決まる。
ボールの選択は、オイルの状況と、自分の球質・スピードで決める。
2007.09.
広い意味では、バックスイングと同意語。
ゴルフ/野球(投球/バッティング)/テニス等、“振り”のある競技で使われている言葉。
競技によって若干ニュアンスが異なる。
“テイクバック”と“バックスイング”を分けている場合もあれば、バックスイングに入る前半部分のみを指す場合もある。あるいはテイクバックと“引き”や“タメ”のフェーズを区別している場合もある。
ホームページやブログでの“テイクバック”は、書き手がどのスポーツの経験者か確認しておくと、より正確に表現を捉えることができる。
テイクバックが『コントロール』と『リズム』に大きく影響することは、ボウリングに限らず多くのスポーツに共通している。
2009.03.
■1)ピンが割れた時、確実に1ピンとることをテイクワン、確実に2ピンとることをテイクツーという。
例えば、⑦⑨で⑨番を確実にとることがテイクワン、⑥⑦⑩で⑥⑩の2ピンを確実にとることがテイクツーである。
状況や考え方にもよるが、テイクワンとか、テイクツーではなく、スペアメイクを狙ってほしい。
(理論武装と練習で土台を作っておけば、充分 強気でいける。
『スポーツを楽しむ』とは、「強気の自分を出し切ること。」)
■2)第10フレームの
1投目のストライクを“テイクワン!”
2投目もストライクで“テイクツー!”
パンチアウトして“テイクスリー”
という人もいる。
2006.11.
無始無終の宇宙論。
ビッグバンから宇宙が始まったのではないとする宇宙論。
・ビッグバン宇宙論が言及しにくい点を突いている。
①「始まり」
②「始まりの前」
③始まりのから、10^-25~10^-24秒までの部分
・背景放射・“遠ざかる銀河”について、ビッグバンとは別の説明をしている。
・アミノ酸や生命誕生のプロセスについて、進化論オンリーではない説明をしている。
【定常宇宙論のアプローチが投げかけるもの】
■一般的に信じられていることであっても、曖昧な部分について論証していく粘りがある。
■1つの点から全てを説明しようとする、(一見キレイだが)拡大解釈を避けるアプローチをしている。
(正解が“一つ”になってしまう危険性を避けることができる。)
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#もし、ビッグバンがなかったとすれば、このブログの一部を書き換えないとなりません。
(笑)
2011.05.
ティーチングは主に初心の段階での指導のあり方。
計画立てて行うもの。
しかし、チームの強み/こだわり/大事にしていることを共有[または指導(ティーチング)]するには、あらゆる機会を捉える。
都度、タイミングを捉え、その場で行う。
事前の計画に固執すると、かえって全体の歯車がズレていく。
計画の中に、予め優先事項を定めとおくと、指導計画の変更時のガイドラインになる。
ティーチングのしすぎ、指導の行き当たりばったりを回避できる。
→
指導方法あれこれ2009.06.